活動レポート

2020/01/23プレスリリース

タイトルスポンサーに参天製薬が決定 新大会名称は「Santen IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2020 in 品川」 ~大会参加8か国と組み合わせも発表。日本はグループAに!~

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参天製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役会長兼CEO:黒川明、以下、参天製薬)と特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(東京都新宿区、理事長:塩嶋史郎、以下、JBFA)は、本日記者会見を行い、2020年3月16日(月)~21日(土)に開催される「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2020」(品川区立天王洲公園)のタイトルスポンサーとして、参天製薬が決定したことを発表しました。新しい大会の名称は「Santen IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2020 in 品川」となります。

また、本大会の参加国発表と組み合わせ抽選会も行われ、アルゼンチン(世界ランク1位)、ブラジル(同2位)、中国(同3位)、スペイン(同5位)、フランス(同11位)、タイ(同15位)、ドイツ(同20位)、日本(同13位)の8か国が参加することを発表しました。今回来日する国のうち、タイとドイツ以外の5か国および日本は、東京2020パラリンピックへ出場する権利を持っています。また、組み合わせ抽選の結果、日本はグループAとなりました。

記者会見冒頭、本大会の概要説明の中で、参天製薬のタイトルスポンサー決定と新大会名称が発表されました。眼科に特化したスペシャリティ・カンパニーである参天製薬は、JBFAのビジョンおよびミッションに共感し、2017年3月、JBFAとパートナーシップ契約を締結し、それ以降、ブラインドサッカー男子および女子日本代表のスポンサーをはじめ、JBFAが開催する視覚障がい児にスポーツの機会を提供するブラサカキッズキャンプを支援しています。参天製薬の代表取締役社長兼COOである谷内樹生は「弊社がIBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2020のタイトルスポンサーとなることができ、大変光栄に、またうれしく思っております。このたび、それぞれが持つ資産や強みを融合し、日本と世界において、ブラインドサッカーの振興、障がい理解の促進、視覚障がい者のクオリティ・オブ・ライフの向上、医療による視覚障がいの抑制と解消等をより一層加速したいと考えています」と今後のJBFAとの取り組みによる期待を述べました。

続いて行われた組み合わせ抽選会では、登壇者の協力のもと、日本をグループA、日本と同ポッドのフランスをグループBに分け、同じ大陸からの出場チームが偏らないように抽選が行われました。日本と同じグループAには、アルゼンチン、中国、ドイツが、グループBには、ブラジル、スペイン、フランス、タイとなり、2グループにわかれて、1回戦総当たりのグループリーグを実施します。各グループ2位までが20日の準決勝に進み、21日(最終日)には決勝戦と3位決定戦、そして順位決定戦が行われ、最終的な順位が決まります。

「Santen IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2020 in 品川」開催概要

大会名 Santen IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2020 in 品川
大会日程 2020年3月16日(月)~ 21日(土)
会場 品川区立天王洲公園(品川区東品川 2-6-23)
主催 国際視覚障害者スポーツ連盟 / 特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会
特別共催 品川区
共催 一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション / 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会 / 東京都
大会HP

https://www.wgp-blindfootball.com/

参加国 合計8カ国
アルゼンチン(世界ランク1位)/ ブラジル(同2位)/ 中国(同3位)/ スペイン(同5位)/ フランス(同11位)/ タイ(同15位)/ドイツ(同20位)/ 日本(同13位)
組合せ グループA: アルゼンチン、中国、日本、ドイツ
グループB: ブラジル、スペイン、フランス、タイ

過去の大会結果

2018年 優勝 アルゼンチン、準優勝 イングランド、第3位 トルコ (日本は第5位)
2019年 優勝 アルゼンチン、準優勝 イングランド、第3位 スペイン(日本は第4位)

登壇者コメント

参天製薬株式会社 代表取締役社長兼COO 谷内樹生
弊社がIBSAブラインドサッカーワールドグランプリ2020のタイトルスポンサーとなることができ、うれしく思う。このたび、それぞれが持つ資産や強みを融合し、日本と世界において、ブラインドサッカーの振興、障がい理解の促進、視覚障がい者のクオリティ・オブ・ライフの向上、医療による視覚障がいの抑制と解消等をより一層加速したいと考えている。

特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会 理事長 塩嶋史郎
2020年にむけた強化の場である本大会が3年連続開催できたことに関し、品川区をはじめ様々な方々の協力に感謝している。本大会の開催を通じて、そして東京パラリンピックが開催される特別な年に、引き続きより多くの方々にブラインドサッカーの楽しさと面白さを知っていただき、混ざり合う社会の実現に一歩近づくことを願っている。

ブラインドサッカー日本代表 高田敏志監督
本大会の出場国にはパラリンピックで本気で金メダルを狙っているチームが出場する。そういったチームと戦う場がこの大会。周りの皆さんに支えられて成長してきた日本代表チームがこれらの強豪国に対してどんな戦いができるのか見ていただきたい。

ブラインドサッカー日本代表 川村怜主将
選手の立場から、強化をするために国際試合をこなすのは大切と感じている。こういった機会を頂けることに本当に感謝している。このタイミングで強豪チームと試合できることはこれ以上ないチャンスと思っている。今大会は非常にレベルの高いチームが参加するので日本戦以外の試合も是非来てほしい。

一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟 北澤豪会長
2018年から始まった本大会であるが、第3回となる今回も、障がい者サッカーの持つ大きな力、可能性を示してくれると確信している。この3年の間にも世の中が大きく変化しており、日本障がい者サッカー連盟の会長としても、本大会を通じて、皆様とともに社会を変えていきたい。ぜひ皆さんもご一緒に混ざり合う社会、共生社会実現に向け、本大会を盛り上げていただくようお願いしたい。

参天製薬について

参天製薬は、眼科に特化したスペシャリティ・カンパニーとして、医療用・一般用の医薬品や、医療機器の研究、開発、販売・マーケティング活動を行っています。世界約60を超える国・地域で製品を販売しており、国内の医療用眼科薬市場においては No.1のシェアを有しています。130 年近くの歴史の中で培われた科学的知見や企業力を活かし、今後も、価値ある製品・サービスの提供を通じ、患者さんや患者さんを愛する人たちを中心として、社会への貢献を果たしてまいります。

詳細については、当社ホームページhttp://www.santen.co.jp/をご参照ください。

特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会について

釜本美佐子を理事長に2002年10月に「日本視覚障害者サッカー協会」を設立。2010年8月に「日本ブラインドサッカー協会」に名称変更し、2015年10月にNPO法人化。ブラインドサッカーはパラリンピック実施競技で、2020年東京大会に日本は開催国枠で出場が決定している。2014年に世界選手権、2015年にアジア選手権を共に東京都渋谷区で開催した。また、「スポ育」「OFF TIME Biz」などダイバーシティ事業も展開。強化中心の従来型スポーツ団体の枠を超えて活動の幅を広げています。
協会HP:http://www.b-soccer.jp/

-本件に関するお問い合わせ先

NPO法人日本ブラインドサッカー協会広報室

Email:media@b-soccer.jp
住所〒 169-0073 東京都新宿区百人町2-21-27 ペアーズビル 3F
電話:03-6908-8907 FAX:03-6908-8908

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