～Inclusion社会の実現に向けて～Santenがブラインドサッカー男女日本代表チームの活動継続に向けた特別協賛を決定

参天製薬株式会社（本社：大阪市、以下Santen）とNPO法人日本ブラインドサッカー協会（東京都新宿区、以下JBFA）は、長期化する新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響下において、競技活動を継続させることを目的に、SantenからJBFAへの特別協賛に合意したことをお知らせします。

Santenは、JBFAのビジョンおよびミッションに共感し、2017年3月にJBFAとパートナーシップ契約を締結して以来、視覚障がいの有無に関わらず、全ての人々が交じり合い、いきいきと共生するInclusion社会の実現に向けて、ブラインドサッカー男女日本代表のスポンサーをはじめ、視覚障がい児にスポーツの機会を提供する支援等、視覚障がい者スポーツの国際的な普及をサポートしてきました。しかしながら、COVID-19の長期化に伴い、国際大会の延期・中止が余儀なくされる等、活動に影響が出ています。2020年3月より活動を休止していたブラインドサッカー日本代表チームも、感染防止策を徹底したうえで6月より再開したものの、より安全に活動する方策がますます求められています。

このような状況に鑑み、このたび、Santenは活動継続に向けた特別協賛を実施することといたしました。JBFAは、日本代表チームおよびサポートメンバーのCOVID-19のPCR検査費用として活用し、さらに強固な安全対策を実施することで、代表選手を中心に活動強化および継続を目指してまいります。

Santenは、創業130周年を迎える本年、新長期ビジョンを策定し、理想の世界であるWORLD VISION～Happiness with Vision～¹を実現するために、3つの長期的な戦略を掲げました。JBFAとの連携は、この3つの戦略の1つ「Inclusion」における重要な施策と位置付けています。視覚障がい者スポーツの国際的な普及と、より多くの方が競技に触れる機会の提供を通じ、Inclusion社会を実現したいと考えています。

JBFAは、ブラインドサッカー及びロービジョンフットサルを統括する中央競技団体で、競技普及・強化活動、競技特性を活かした健常者向けのダイバーシティ教育プログラムを展開しています。ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現することをビジョンに掲げ、ブラインドサッカーに携わるものが障害の有無にかかわらず生きがいを持って生きることに寄与する社会を目指しています。

SantenとJBFA は、共通のゴールであるInclusion社会の実現に向け、このCOVID-19という苦境をともに乗り越え、これからも中長期的な視野で連携しながら、視覚障がい者スポーツを通じた取り組みを推進してまいります。

1.人々が、目のケアや「見る」を通じて、豊かな経験、幸せな体験をすることで、幸せな人生になるような世界