活動レポート
~“見える”と“見えない”の壁を溶かし、社会を誰もが活躍できる舞台にする~視覚障がいに関わる“壁”を溶かすプロダクトなどの新規事業創出を支援する「VISI-ONE アクセラレータープログラム」2022年2月28日(月)から募集開始
- VISI-ONE
参天製薬株式会社(本社:大阪市、以下Santen)、特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(東京都新宿区、以下、JBFA)、一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション(東京都 新宿区、以下、IBF Foundation)は、「見える」に関するイノベーションの創出を目指し「VISI-ONEアクセラレータープログラム」を開催します。
「VISI-ONE」(ビジワン)は、視覚障がいの有無に関わらず、両者が自然に混ざり合う社会の実現を目的にSanten、JBFA、IBF Foundationの3者が2020年10月から10年の契約を締結。世の中の価値観を変える取り組みであり、10年単位の長期イニシアティブとなります。「“見える”と“見えない”の壁を溶かし社会を誰もが活躍できる舞台にする」というビジョン達成に向け、①『共体験でそれぞれの個性や強みを理解する』、②『見えるに関するイノベーションを創出する』、③『視覚障がい者のQOLを向上する』という3つのゴールを設定して活動を展開しています。
本アクセラレータープログラムは、視覚障がいに関わる“壁”を溶かす6つの募集領域に対して、組織の規模は問わず、新規事業創出を図ろうとする企業・団体からの事業化アイデアの提案を募るもので、2022年2月28日(月)より募集を開始します。既存ビジネスに捉われない新しい発想や異分野からの技術応用を幅広く受け入れ、視覚障がいを持ちながらもビジネスの最前線で活躍するメンターやアドバイザーと協働しながら、視覚障がいに関わる“壁”を溶かし、かつ事業性を追求できる製品やサービスの創出を支援します。
この取り組みを通じ、晴眼者と視覚障がい者が混ざり合うことで、社会課題への認知が高まり、晴眼者の意識や行動の変容を起こすことを意図しています。また、視覚障がい者の新たな活躍を促す取り組みであり、お互いが切磋琢磨し、自身の意識や行動の変容をもたらすことも期待されます。Santen、JBFA、IBF Foundationは、当事者、企業、官公庁など、ステークホルダーとのネットワークを構築しながら、この混ざり合う仕組みを広げ、6つの募集領域における社会課題解決と事業創出を支援していきます。
なお、「VISI-ONE」の名称は、“見える”、“見えない”を超えてひとつ(One)になること、Visionは目指すべきビジョンであり、視る「ビジョン」でもあること、そしてさまざまなステークホルダーや人々とつながり、連携し、“見える”と“見えない”の壁を溶かしていくという未来への想いから名付けたものです。 VISI-ONEホームページ:https://www.visi-one.center/
募集要項
プログラム名 | VISI-ONEアクセラレータープログラム |
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主催 | 参天製薬株式会社、NPO法人日本ブラインドサッカー協会、一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション |
設計・運営 | 株式会社サムライインキュベート |
募集期間 | 2022年2月28日(月)~4月18日(月) |
募集テーマ | 1. オンラインの壁: 見えないこと、見えにくいことによる情報へのアクセスのしづらさ、特にソフト面のインフラを使いやすくするもの等 2. オフラインの壁: 見えないこと、見えにくいことによる移動や生活しづらさ、特にハード面のインフラを使いやすくするもの等 3. 能力の壁: 普段使わない感覚を使うことで、自分本来の能力や良さに気づき、その感覚も使ったゲーム、スポーツ、アート、音楽など、余暇の過ごし方に関するもの等 4. 働き方の壁: 眼の見える車いすユーザーが眼の見えない人の移動を支援すること、新たな役割の組み合わせを生み出す仕組みや、働き方をさらに快適にするワークプレイスに関わるもの等 5. つながりの壁: 同じ目線で、助け合い相談できる仲間が見つけられる、自分の気持ちが落ち込みつつあるのを周囲が見守り、声がけしてくれるなどのコミュニティーを生み出すもの等 6. 思いがけない壁: コスメなどの美容、美術館、動物園等のレジャー等、見えている人の生活の中で当たり前になっていることを、見えにくい人、見えていない人も使えるようにするもの等 |
募集対象 | 新規事業創出を目指す企業・団体(組織の規模は不問) |
採択企業数 | 5社程度 |
応募方法 | 特設サイトからご応募ください。https://www.santen.co.jp/ja/accelerator-program/application.jsp |
■ 参加メリット
賞金 | 総額1,000万円 ※審査員賞、オーディエンス賞、アドバイザー賞など、各種表彰毎に賞金額が異なります。詳しくは特設サイトをご覧ください。 |
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■ 今後のスケジュール
~3月下旬 | 説明会および個別相談会 |
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4月18日 | 応募締切 |
4月下旬~6月下旬 | 一次選定、二次選定 |
6月下旬 | 採択企業発表 |
10月上旬 | デモデイ(成果発表会) |
Santen(参天製薬株式会社、本社:大阪市)について
Santenは、眼科に特化したスペシャリティ・カンパニーとして、医療用・一般用の医薬品や、医療機器の研究、開発、販売・ マーケティング活動を行っており、世界約60を超える国・地域で製品を販売しています。Santenが目指す理想の世界、「WORLD VISION」(Happiness with Vision)の実現に向け、世界中の技術や組織・人材をつなぎ、「見る」を通じて人々の幸せを実現するSocial Innovatorとして、眼の疾患や不具合に起因する世界中の人々の社会的・経済的な機会損失を削減することを目指します。
130年の歴史の中で培われた科学的知見や企業力を活かし、製薬企業としての枠を越え、患者さん起点で眼科医療ソリューションの開発と提供に取り組み、価値ある製品・サービスの提供を通じ、患者さんや患者さんを愛する人たちを中心に社会への貢献を果たしていきます。
詳細については、当社ホームページhttps://www.santen.co.jpをご参照ください。
JBFA(特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会、新宿区)について
JBFA は、ブラインドサッカー及びロービジョンフットサルを統括する中央競技団体で、「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会の実現」をビジョンに掲げ活動しています。競技普及・強化活動と並行して、競技特性を活かした健常者向けのダイバーシティ教育プログラムを展開しています。2018 年度朝日スポーツ賞受賞。詳しくは、弊会ホームページ(https://www.b-soccer.jp/)をご覧ください。
IBF Foundation(一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション)について
IBF Foundationは、「ブラインドサッカーで障がいはなくせる」をビジョンに掲げ、ブラインドサッカーが国際的に広くプレーされるスポーツとなること、および各国の競技団体の組織力向上に貢献することを通じて、世界の視覚障がい者のクオリティ・オブ・ライフを向上させることを目的に、2019年1月11日に設立。世界保健機関(WHO)の「国際生活機能分類」に定義される障がいの3つの要素「損傷(impairment)」、「活動制限(activity limitation)」、「参加制約(participation restriction)」を、ブラインドサッカーを通じて解決するために活動しています。取り組み方は、①中間支援活動②パートナーとの協業③自ら主たる事業者として活動の3つの形式があります。これまで、人材を派遣しての国際大会運営支援や世界各地の団体へのブラインドサッカー用具の提供などを行ってきています。ホームページは、https://www.ibf-foundation.football/
-本件に関するお問い合わせ先
参天製薬株式会社 コーポレート・コミュニケーショングループ
communication@santen.com
NPO法人日本ブラインドサッカー協会 広報室
Email:media@b-soccer.jp
協会ウェブサイト:http://www.b-soccer.jp
住所〒 169-0073 東京都新宿区百人町2-21-27 ペアーズビル 3F
一般財団法人インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーション 広報担当
info@ibf-foundation.football